シンポジウム「交通政策基本法を考える」
交通権学会は、交通を権利として探究する学際的・実践的な学会として1986年に誕生しました。交通権の活動は、障害者の交通保障と、私的モータリゼーションに起因する諸問題を起点として、多岐にわたる問題を取り上げるとともに「交通基本法」の制定を主な目標として掲げてきました。その後、いくつかの変遷を経て2013年11月には「交通政策基本法」が成立しました。こうした状況から、交通権に関する現実をもとに今後の交通政策はどのようにあるべきかを考えます。
案内チラシ(PDFファイル 54KB)
- 日時: 2014年2月28日(金曜日) 13時30分~17時30分
- 会場: 衆議院第二議員会館 第一会議室 会場アクセス
- ※議員会館は手荷物検査を済ませて左側ロビーで入館証を案内員から受け取って下さい。時間に余裕をみてお越し下さい。
- プログラム:
- 挨拶:「法案について」 辻元清美(衆議院議員)
※国会状況により時間及び内容は変更の可能性があります。
- 基調報告: 桜井徹(交通権学会会長、日本大学商学部教授)
- 報告(テーマは仮題):
- 「交通政策基本法の意義と限界」
安部誠治(関西大学社会安全学部教授)
- 「フランス国内交通法と交通権」
望月真一(アトリエUDI代表、カーフリーデージャパン代表理事)
- 「福祉交通の現状と問題」
秋山哲男(福祉のまちづくり学会会長)
- 「交通権と地域交通」
市川嘉一(日本経済新聞記者)
- 「徒歩・自転車と交通政策」
杉田正明(クルマ社会を問い直す会代表)
- 「交通インフラと市民の権利」
橋本良仁(公共事業改革市民会議代表)
- 「JR三島会社の経営改善と夜行列車活性化に向けた一試案」
大塚良治(湘北短期大学准教授)
- 「北陸新幹線開業に伴う並行在来線と垂直在来線の諸問題」
松原光也(京都大学大学院低炭素都市圏政策ユニット)
- 「東北復興と交通」
小祝慶紀(東北工業大学工学部准教授)
- 討論、フロア発言(司会:上岡直見)
問合せ: 環境経済研究所(上岡直見) TEL: 03-3234-4770 sustran-japan@nifty.ne.jp
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