昨年の熊本地震の際に、九州看護福祉大学の近隣の横島地区において避難警報が出たため、多くの住民が自家用車で避難所である 九州看護福祉大学へ押し寄せ大渋滞でした。先日の東北での地震でも2011年の巨大地震の反省もなく、やはりマイカーでの避難で渋滞を起こしています。そのための避難手段の検討することがテーマです。
今回の九州沖縄部会は日本福祉のまちづくり学会九州沖縄支部との合同で開催いたします。
午前は、双方の研究発表大会を開催いたします。午後は、交通権の提唱者である日比野正己先生の「福祉のまちづくりや交通権等」をテーマにした記念講演他を予定しています。
研究発表について:時間の関係上、発表者は先着4名に限定します。
- 研究発表テーマ:テーマは自由です。発表内容は既発表のもので可。
- 発表時間:研究発表10分、質疑応答4分、次の発表者との入れ替え1分とします。
- 発表方法:発表はパソコンを使用したスライド(PowerPoint等)によりおこなってください。
- 発表や聴講でご配慮が必要な場合は事前にご相談ください。
- 研究発表申し込み:題名、発表者名、所属、連絡先を2016年10月22日までに下記担当者へご連絡ください。
- 抄録論文提出:形式自由、A4版原稿2枚または4枚。2016年11月5日までに下記担当者へご連絡ください(期日厳守)。
趣旨:
平成23年3月12日に九州新幹線全線が開業します。博多から八代間の開通がもたらす波及効果の予測は、これまでに各地での講演や専門家や関係者から記事が出されておりますが、そのなかでも熊本県全域の波及効果が重要になってきます。
今回、熊本市都市圏と玉名市圏域にもたらす影響と対策について関係各位から意見を頂き、議論のうえ玉名市の今後の政策や地元産業界の方針について提案を試みたいと考えています。
売り場面積が6倍に巨大化複合化した博多駅に吸収されないためにはどうすればいいのか、そして新幹線開業をまちづくり・地域活性化に生かす方策について、真剣に知恵を絞りたいと思います。同時に参加者の皆さんと情報の共有化を図りたいと思います。
9月13日(土曜日)、那覇市の「新都心にLRTを走らせる会」と共催でLRT等に関する市民向けシンポジウム(パネリスト:下村仁士会員、富本実氏、桃坂豊氏)を開催しました。
参加者は与那原町長、県会議員、報道各社、学者・文化人、沖縄市や北谷町等、沖縄各地から集まった市民の方々など総勢89名を数え、部会創設以来最大のイベントとなりました。シンポジウムでは活発な質疑応答が行われ、予定時間を30分超過しました。「走らせる会」側でも今までの集会の中で最も人が集まったとのことで、共催という形が相乗効果を生じたと思われます。会員の参加は九州部会所属の過半数に当たる7名でした。また開催に当たっては、照屋寛之会員(沖縄国際大学)の徹底した準備と御尽力があったことを付言しておきます。
なお、前日にはトランジットモールに関するヒアリングを部会独自で行いました。
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